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ウェイン・ルーニーは衰えた?マンチェスターユナイテッドを支えたストライカーの今後は?

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ru-ni

巨額の補強費を投じながら、結果があまり伴っていないマンチェスターユナイテッド。

『スペシャルワン』と自称するジョゼ・モウリーニョを監督に就任させましたが、現状では芳しい成績を残せてはいません。

そして、チームが波に乗れない元凶として、マンチェスターユナイテッドのキャプテンである、ウェイン・ルーニーに非難が集まっています。

プレミアリーグ開幕から彼のパフォーマンスは上がらず、スターティングメンバーから外すべきという声が日増しに高まってきているのが現状ですね。

さて、そんなルーニ―ですが、彼は加齢により往年のプレースタイルを維持できない程に衰えてしまったのでしょうか?

今回はその辺りを取り上げてみたいと思います。

シーズン序盤は毎年、コンディションが悪いルーニー。

わたしが思うには、確かに加齢によるパフォーマンスの低下はあるのでしょうが、ルーニーのシーズン序盤のパフォーマンスの悪さは例年通りです。

彼が若かった時からそうでしたが、ルーニーは毎年と言っていいほど、シーズン序盤はパフォーマンスが低調します。

何故?彼はシーズン序盤はコンディションが悪いのかというと、シーズン終了後、バカンスに入ると同時に体重が増加するからです。

ルーニーはシーズン序盤は身体が重く、動きが悪いのですが、試合を重ねる毎に身体が絞れて本来の調子に戻して来るんですよ。

過去、アレックス・ファーガソン監督は、とりあえず我慢してルーニー起用し、試合に出し続けてダイエットをさせる事で彼の調子を取り戻させていました。

アレックス・ファーガソンとコーチ陣はルーニーという選手の特徴を知り尽くしていたんですね。

元々、ルーニーは太りやすい体質であるにも関わらず、驚異的な運動量とスピード、フィジカルを持ち合わせています。

だからこそ、アレックス・ファーガソンやコーチ陣は、あまり彼の体型、コンディション維持などには口を出さなかったのだと思われます。

しかし、惜しまれるのは、ルーニーがもう少し、太りにくい体質であったのであれば、リオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウドと肩を並べる選手になっていた筈です。

彼ほどの選手が一度も、バロンドールを獲得出来ていないのは、その体質がネックになっていたと思われます。

加齢によるスピードの低下は認めているルーニー。

シーズン序盤はコンディションが悪くとも、試合を重ねる毎に調子を取り戻して、マンチェスターユナイテッドで得点を量産したルーニー。

ただ、最近、彼は自身のスピードが低下した事を認めています。

若いころは、思うがままにスペースを突き、得点を重ねていたけれども、最近になって相手ディフェンスを振り切れなくなってきた。

という事を述べていました。

ルーニ―はどちらかというと、ボックスストライカーというタイプではなく、シャドーストライカーというタイプですので、スピードの低下によるプレーへの影響は大きいです。

ですので、近年になり、ポジションを徐々に後列へ移されてきました。

元々、キープ力があり、意外にもテクニックと守備力を兼ね備えていますので、トップ下、サイドハーフ、ボランチなどもこなせる器用な選手なんですよね。

昨シーズンは、ボランチとして器用される場面もあり、レスターシティの岡崎慎司を常時、マークしていたという不思議な光景が見られました。

加齢により、敏捷性やスピードが低下しても経験とテクニックを武器に中盤で頑張っていました。

試合に出続ければ、コンディションは戻る可能性があるルーニー。

モウリーニョはとうとう、ルーニーをスターティングメンバーから外しました。

モウリーニョという人物は過激な発言が目立ちますが、クラブに対して影響力が強い選手にはかなり気を配る監督です。

新たに就任したクラブでは、必ずといっていい程、クラブのアイコンとも呼ばれるべき選手に言い方が悪いですが、媚びを売る行動に出るんですね。

マルコ・マテラッツィ、ズラタン・イブラヒモビッチ、クリスティアーノ・ロナウド、ウィエン・ルーニーも含まれます。

クラブに影響力が強い選手には、相当に気を使いますし、試合ではスタメンで使い続け、途中交代も殆どさせません。

クラブに影響力が強い選手の心を掴むことで、チームを一気に掌握してしまうという意図をモウリーニョは持っているからです。

ですので、マンチェスターユナイテッドのキャプテンであり、クラブの象徴でもあるルーニをスターティングメンバーから外した事は、かなりの決断を迫られたのでしょう。

ルーニ―は若いころは素行が悪い選手と言われていましたが、最近はすっかり落ち着き、物わかりのいい選手になったと言われています。

マンチェスターユナイテッドに一時期、所属していた香川真司は、ルーニーはすごく怖い人だと思っていけど、信じられない位に優しい人だったと発言していました。

モウリーニョはチームの事情を考えて、慎重に言葉を選びながらルーニーにスタメン落ちを宣告したものだと想像できます。

ただ、上述した様にルーニ―のシーズン序盤のコンディションの悪さは例年の事ですので、モウリーニョも今後は上手く、彼を起用する事でしょう。

…しかし、モウリーニョ監督も大変ですよね。イブラヒモビッチ、ポグバ、ルーニーと中々、扱いづらい選手を抱えてしまい結果も求められるというのですから…

イブラヒモビッチもルーニーの影に隠れていますが、運動量が少なく、今後の問題となりそうですし、約120億の移籍金を払ったポグバの起用方法も上手くいっていません。

チェルシーでの失態もありますし、モウリーニョはある意味、もう後がないんですね。

スペシャルワンも過去の人。そう呼ばれない為にもチームを勝たせて、扱いづらい人物の機嫌も取らなければならない…

大変ですよね…

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