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ロベルト・レヴァドンフスキの凄さとプレースタイルについて。

投稿日:2016年5月16日 更新日:

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現在、サッカー界でNo.1ストライカーは誰か?

おそらく、バルセロナのルイス・スアレス、バイエルンミュンヘンのロベルト・レヴァドンフスキが挙げられると思います。

彼等の凄さは、ストライカーとしての個人技が頭一つ抜けているだけではなく、そのプレースタイルがチーム全体に影響させる所にあります。

イブラヒモビッチ、アグエロ、イグアイン、ディバラ、ケインなど優れたストライカーは存在しますが、あくまで『個人』としての強さであり、『チーム』に影響は及ぼしません。

今回は、チーム全体のパフォーマンスに影響を与えるストライカーである、レヴァドンフスキのプレースタイルと凄さについて、説明したいと思います。

レバドンフスキの卓越したポストプレイと裏抜けの質の高さ。

レヴァドンフスキの凄さとして、サッカーIQが非常に優れている選手である事が挙げられます。要は、頭がいい選手なんですよね。

普通、フォワードの選手、ストライカーと言われる人はエゴイストであり、チームプレーなどおかまいなしで、優れたボールコントロールとシュートで点を取る人。

悪く言えば、脳筋系の選手が多いとされてきましたが、レヴァドンフスキはちょっと違うんです。

最前線に位置する選手として、チーム全体のバランスを考えながらプレーする器用で利他的な選手なんです。

例えば、相手に押し込まれている状況では、味方のクリアボールを最前線でしっかりと収めて、キープをしながらタメを作る事が出来ます。

そして、効果的なポストプレーでチーム攻撃の起点になるプレーを積極的に行います。

また、相手チームが最終ラインを高めて、中盤をコンパクトにしてプレスを掛けてくる場合は、積極的に裏抜けを狙い、最終ラインを下げさせて中盤のスペースを作り出します。

つまり、チームが攻撃時に苦しい状況だと判断した場合、最前線の位置からチーム全体が楽に攻撃を出来る様に、自身のプレーで変える事が出来る選手がレヴァドンフスキです。

レヴァドンフスキが前線でタメを作るポストプレーとキープにより、最終ラインが上げやすくなり、相手選手を自陣に下げる事が出来る。

レヴァドンフスキが前線で裏抜けを行うので、相手の最終ラインが下がり、中盤にスペースが生まれてプレスが弱くなる。

以上の様なプレーをレヴァドンフスキはチームのバランスを考えて行うので、彼がいるチームは攻撃時のパフォーマンスが上がります。

香川真司が所属するボルシア・ドルトムントは、レヴァドンフスキがバイエルンミュンヘンに移籍した後、ガタガタにチームは崩れる事になります。

レヴァドンフスキが抜けた穴は大きく、敗戦を重ね、ユルゲン・クロップが退団する状況にまでドルトムントは追い込まれました。

レバドンフスキの決定力の高さと足元の上手さ。

フリーランニングが優れている選手としてレヴァドンフスキの凄さを上述しましたが、彼は基本となるストライカーとしての決定力も高く、足元の技術も優れています。

効果的に相手チームを崩せない時は、独力で状況を打開し、ゴールを決める事もレヴァドンフスキは可能とします。

ボールが全く繋がらなくて攻め手を欠く時は、とりあえずレヴァドンフスキにボールを放り込みめば、彼一人でなんとかしてくれるという頼もしい選手なんですよ。

また、決定力だけではなくアシストも優れており、ゴール前でフリーな味方が存在すれば、無理にシュートを選択する事はなく、より確実にゴールを決める味方に迷わずパスを送ります。

ちょっと難易度が高いワンタッチパスでも、正確に味方に送れる足元の上手さも持ち合わせています。

レヴァドンフスキは、元々、トップ下の選手として香川真司の控えだった事もあり、器用にボールを扱える選手としても有名なんです。

足元の上手さに加え、ストライカーとしての決定力、そしてチームのバランスを考えるフリーランニングの質の高さ。

過去のストライカー像を考えると、かなり異色な選手がレヴァドンフスキです。

ストライカーとしての仕事に加え、最前線からチームをコントロールする司令塔。レヴァドンフスキのプレースタイルは、新たなストライカー像として認識され始めてきました。

チームカラーを選ばないレヴァドンフスキの強さ。

レヴァドンフスキの強みは、所属するチームカラーに合わせる事が出来る事です。

選手によっては、チームカラーが合わなければ、本来の実力を発揮する事が出来ないという場合があります。

ちょっと遡れば、ティエリ・アンリ、パトリック・ビエラみたいな例がありますよね。

香川真司もそうでしょうかね?彼等は所属するチームによって、パフォーマンスが格段に変化します。

ただ、レヴァドンフスキの場合は、あまりチームカラーを選ばずに実力を発揮できる選手だと思われます。

ドルトムントからバイエルンミュンヘンに移籍した当初は、チームにフィットする事が多少、苦労した様ですが、現在は完全にエースとしてチームにフィットしています。

それは、レヴァドンフスキはチームプレーに徹し、合わせる事が出来る頭の良い選手であるという事が要因だと思います。

現在、レヴァドンフスキはレアルマドリードに移籍するかもしれない。という噂が流れていますが、仮に移籍したとしても、レアルマドリードの主力としてプレーする事でしょう。

レアルマドリードのフォワードである、カリム・ベンゼマとプレースタイルが似ており、レヴァドンフスキは彼の上位互換とも言われています。

ですので、レヴァドンフスキがレアルマドリードに移籍したら、即座にフィットしてしまう事でしょう。

以上、ロベルト・レヴァドンフスキのプレースタイルと凄さについて公開しました。

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