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評価が落ちている香川真司…日本代表で復調するにはどうしたらよいのか?

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kagawa1

香川真司の評価が著しく落ちています。

日本代表ではイマイチ活躍出来ず、所属するドルトムントでは、ゲレイロ、ゲッツェという素晴らしい選手の加入でポジション確保に苦労しています。

関連記事:香川真司は日本代表で何故、活躍できないのか?その理由について。

一時期は、ブンデスリーグの最優秀選手の候補に上がり、マンチャスターユナイテッドに鳴り物入りで入団。

そして、その実力はエデン・アザールと比較された過去の香川真司はどこにいってしまったのか?

現在の状況を考えると不思議でなりません。

そんな香川真司の現在の状況をどのように覆していけばよいのか?

今回はその辺りを取りあげてみたいと思います。

最近の香川真司は、以前よりもフィジカルが衰えている?

最近の香川真司を見て気になる事が、彼のフィジカルが以前と比べて衰えているのでは?

という印象を持っています。平たく言うと、以前よりもプレースピードが落ちている気がしてならないのです。

ユルゲン・クロップ率いる全盛期のドルトムントで猛威を振るった香川真司は、スペースに抜ける動き、ドリブルで相手を振り切る動きは日本人レベルではなかったです。

味方からのパスをレシーブする動きが尋常ではなく速く、その勢いで何度もペナルティエリアに進入し、香川真司はゴールを量産していました。

アレックス・ファーガソン時代の香川真司もそのレベルを維持していたんです。

以前の香川真司は決定力が高く、ゴール前での落ち着きが評価されていた選手でした。現在の香川真司では考えられないと思いますが…

香川真司の決定力が高かった理由は、相手選手を振り切れるスピードを持ち、余裕を持って相手ゴールキーパーの体勢を見る事が出来たからなのだと思います。

ゴール前に相手に厳しくマークされた状況では、余裕を持ってシュートをする事は出来ません。

日本代表で何度も決定的な場面を外しているのは、このあたりに理由があるのではないかと思います。

相手選手を振り切り、スペースを突く、ドリブルで突破する。この動きが出来なくなっているから香川真司の決定力が落ちているのだと思います。

相手選手を振り切れないのは、彼のフィジカル(アジリティ)が衰えている可能性がある。とわたしは思っています。

仮に、本当に香川真司のフィジカルが衰えているならば、これ以上、彼の決定力は上がる事はないでしょう。

以前の様に、トップ下の選手として、得点力を強みにするプレーを武器にする事は諦めた方がいいと思います。

苦しい時に『剛』のプレーをする事が出来ない香川真司。

ハリルホジッチ率いる日本代表で香川真司を見ていて、あまりよろしくないと感じる事があります。

トップ下の位置でボールを貰った時、いつもパスを出す相手を探してばかりしている事です。

相手を背負った状況でボールを受け、プレー選択肢として『パス』を最優先にしている気がしてならないのです。

そして、出しどころが見つからないと、相手を背負った状況で不安定なボールキープをしてしまい、ボールをロストするという流れを多くみてきました。

香川真司の為に、パスコースを作らない日本代表の選手も問題がありますが、ボールを受けると真っ先にパスを選択する香川真司にも問題があります。

スグにパスを選択するのではなく、強引に相手を振り切って前を向き、ドリブルで状況を打開するという力技に出てもいいと思うんですよね。

前線にも後方にもパスコースが無ければ、自身の個人技で局面を打開する『』のプレーを持ち合わせていないのが香川真司の欠点です。

バルセロナの中盤の選手アンドレス・イニエスタは、小柄だけれどもそれを覆す、高度なテクニックを持つ優れた『』の選手だと思われがちです。

ところが、彼はバルセロナほどのチームでもパスの出しどころを消された場合、力技で無理矢理にパスコースを作る強引なドリブルを仕掛ける『』のプレーを持ち合わせた選手です。

彼は苦しい状況でパスを背負って受けた場合、簡単にパスを出す味方を探すのではなく、ドリブルで状況を打開する事を試みています。

イニエスタが複数人に囲まれても、ボールを全く奪われずに抜き去る事が出来るのは、競り合いに強いのではなく、身体の使い方が上手いからです。

ハリルホジッチの言葉を使うのであれば、日本人が『デュエル』に弱いのは、体格や筋力が劣っているのではなく、ボールをキープする為の身体の使い方を知らないからです。

すぐに味方にパスを出すのでなく、ドリブルで中盤をかきまわすプレーを取り入れるべき。

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香川真司が日本代表でも、クラブでも苦しい状況を打開するには、ボールを受けたら簡単にパスを選択するのではなく、時には強引なドリブルを仕掛ける選択も入れる事です。

サイドでフリーな状況からドリブルを仕掛けるのではなく、プレッシャーが厳しい中央の位置から無理矢理にでもドリブルを仕掛けて、状況を打開するプレーです。

当然、かなりのリスクを負う事になりますが、それが出来れば、香川真司という選手の評価が著しく変化すると思います。

アジリティが落ち、得点力が落ちてしまったのであれば、中盤の選手としてボールキープ力を磨き、味方が苦しい状況でも個人技で打開できる選手を目指した方がいいと思います。

実績では香川真司よりも低い本田圭佑が、日本代表で不動の評価を得ているのは、中盤の選手として強引な『』のプレーが出来た選手だからです。

苦しいときに本田圭佑にボールを預ければ、局面を打開できる。という実績を彼は何回も披露してきました。

ですので、香川真司が過去の様に評価を取り戻し、復調する為には、相手に接触を恐れる事なく、強引に局面を打開できるプレーを無理矢理にでも選択する事です。

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