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香川真司は何故?ギュンドアンよりも評価を得る事が出来ないのか?

投稿日:2016年3月13日 更新日:

gyunndoan

ドルトムントに所属する香川真司の立場が微妙になってきています。

当初は監督であるトゥヘルに重宝され、インサイドハーフとして不動のレギュラーになり、好調を維持してきました。

ところが、トゥヘルによる守備的な戦術へのシフトにより、控え選手として扱われ始めてきました。

関連記事:香川真司は何故、ベンチに追いやられたのか?トゥヘル監督の思惑は?

同じく、インサイドハーフとして起用されていた、イルカイ・ギュンドアンは相変わらずトゥヘルに重宝され、レギュラーとして扱われています。

ギュンドアンは来季にドルトムントを離れ、グアルディオラが新たに就任されるといわれる、マンチェスターシティへの移籍が濃厚とも言われています。

ポジションは同じだったのに、何故、香川真司はギュンドアンよりも評価されていないのか?

その辺りを公開してみたいと思います。

中盤の選手としてのボールキープ力は、香川真司よりもギュンドアンの方が上。

香川真司とギュンドアンを比較した場合、サッカー選手としての総合力では、それほどの差はないと思います。

しかし、中盤の選手として香川真司とギュンドアンを比較した場合、どうしても香川真司の方が劣ってしまうんですね。

ドルトムントでの二人は、インサイドハーフという同じポジションを担当していましたが、このポジションは、香川真司の本来のポジションではありません。

香川真司は、もう少し前のトップ下、セカンドストライカーが主戦場の選手です。

それに対して、ギュンドアンは中盤から少し低い位置のポジションである、センターハーフ、ボランチ、インサイドハーフを主戦場とする選手です。

香川真司は実は、チームの事情で今シーズンからインサイドハーフのポジションを務める様になり、素晴らしい結果も残しているので、前半戦は不動のレギュラーでした。

ですが、上述した様に、やはり本職はより得点に関わるトップ下かセカンドストライカーです。

中盤でゲームメイクをする事を最も長所とした選手ではないんですよ。ただ、香川真司は器用な選手ですので、ゲームメイクも水準以上にこなしてしまうので、インサイドハーフを任されました。

ただし、本職とするインサイドハーフの選手としては、ギュンドアンと比べてボールキープ力が少なからず劣っているんです。

ギュンドアンの凄さは、ドリブルキープ力が非常に優れており、複数の選手に囲まれてもボールを奪われずにキープする事が出来ます。

ギュンドアンのプレースタイルは、下記記事をご覧ください。

関連記事:イルカイ・ギュンドアンのプレースタイルについて。

攻守の切り替え時に、低い位置でボールをきちんと収めて、味方に確実に展開できる優れた選手です。

ハイプレスが主流の現代サッカーで高い位置から、複数人による激しいプレスに晒されても、ボールをしっかりと前線に供給できるのが、ギュンドアンの強みですね。

香川真司も危険な位置ではボールを奪われませんが、相手を自分に引き付けてフリーの味方を作り出す様なプレーが出来ません。

低い位置で相手を引き付ける事が出来れば、その分、前線の選手がフリーになる展開になります。

ボランチ、インサイドハーフ、センターハーフはそれを高いレベルでプレーできる選手が評価されるのです。

そういう面で、ボランチ、インサイドハーフ、センターハーフのポジションでは、香川真司はギュンドアンに及ぶ選手ではありません。

ですので、同じインサイドハーフを務める選手ですが、香川真司よりもギュンドアンの方が高く評価されているのです。

本来の香川真司のプレースタイルに戻れば、ギュンドアンよりも評価される可能性はある。

香川真司とギュンドアンは、プレースタイルと本職のポジションが異なるので、比較する事はナンセンスです。

ただ、敢えて言うのであれば、マンチェスターユナイテッドに移籍する前のプレースタイルを香川真司が披露する様になれば、評価はギュンドアンと同等以上になる可能性もあります。

現在のドルトムントは、前半戦と大きく戦術を変えています。それに伴い、監督のトゥヘルは香川真司に本来のトップ下のポジションを務める事を期待しています。

しかし、しばらくインサイドハーフの選手としてプレーを続けたせいなのか、中々、トップ下の感覚を取り戻せてはいない様です。

パスレシーブから凄まじい速さでペネルティエリアに進入し、ゴールとアシストを量産したプレーを香川真司が取り戻せばトゥヘル監督は香川真司を再評価すると思います。

個人的には、現在の香川真司も凄いと思いますが、ドルトムントをブンデスリーグ2連覇に導いた『点取り屋の香川真司』の方が凄かったと感じています。

元々、ギュンドアンとは縦の関係で香川真司はゴールを量産していたので、あんまり比較対象にするべきではないんですけどね。

ただ、ボランチ、センタ―ハーフ、インサイドハーフの選手としては、香川真司はギュンドアンに及ぶ選手ではありません。

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